猫背と精神面の関係はよく言われていることだと思います。特にうつ病など。
猫背の人って「覇気がない、弱々しい」なんてイメージを持たれがちです。実際に自分も、職場では「覇気がない」と上司にいじられてました。
こういった見た目に対する他人からの評価を聞く、または考えてしまうと気分も落ち込みます。
もう少し掘り下げると・・・
また、医学的には猫背であるが故に、脳脊髄液の流れが悪くなり、自律神経の機能が低下すると、別記事で話しました。
猫背だと、どうしても神経を圧迫したり、その神経に栄養を送っている脳脊髄液などの流れが悪くなります。
参考:猫背と胃痛の関係性って?その答えは自律神経にあります。
簡単に言うと、猫背になると神経への栄養不良となり、様々な悪影響があるという話です。
自律神経の働きが体に及ぼす影響
参考記事は胃痛と自律神経の関係に関してですが、自律神経は色々な働きをしています。
目、心臓、肺、消化器系などなど。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経
交感神経(こうかんしんけい)とは、いわゆる興奮するときに活動する神経です。
例えば、運動などのスポーツ、SEXなどで興奮している時は交感神経がすごく働いています。
副交感神経
逆にリラックスしている時は副交感神経(ふくこうかんしんけい)が働きます。
副交感神経の働きは、食事や睡眠など、体の機能を回復するために、様々な役割を担っています。
猫背になると、これらの働きが低下、鈍くなる可能性があります。
運動や食事、睡眠などは、私たちにとって生活そのものです。それらのパフォーマンスが低下すれば、おのずと精神的にもまいってきます。
が、僕は医学博士じゃないので、本当のところは分かりません。しかし、猫背になることで身体的なパフォーマンスは間違いなく低下します。体の調子が悪いと気分も優れないですよね?
たぶん、そういうことです。
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逆の考え方⇒気分の落ち込みによる猫背
逆にですが、精神的な落ち込みから猫背に発展する可能性もあると思います。
これも僕の話ですが、自分は高校~専門学校を卒業する7~8年間ぐらいはうつ病傾向にありました。
実際にうつ病が大きく弾けたのは、専門学校の終わりごろです。そして、うつ病が完治しないまま就職したので、仕事も1年足らずで辞めてしまいました。
精神的に落ち込んでいる時間が長いと、やっぱり下を向きがちです。
猫背は日々の生活習慣から来るので、精神的に暗い人は、明るい人に比べて、運動量なども違うでしょう。
そういった部分でも精神面から猫背へと発展することは、あながち間違いではないと考えます。